弊社の発足後から今日まで、多数の企業担当者様とお話をさせていただきましたが、スマートライフにご関心の高い企業様の多くはすでにプラットフォームを構築済であり、他企業様とのデータ連携はセキュリティ上障壁が高いことが多いです。この課題を解決しないと生活データの利活用が進まずに、単一企業内で制限(サイロ化)されるといったジレンマを抱え続けることになりかねません。
この状況を打破する考え方として、私どもは『プラットフォーム間連携』を提唱いたしました。プラットフォーム間連携では構築済のプラットフォーム同士を横軸に連携させWebAPI等でデータをやりとりすることで、生活データのサイロ化を抑止しつつ生活機器や生活サービスデータの連携を企業間で可能とするソリュ―ションです。
プラットフォーム間連携
これにより、データのセキュリティを確保しつつ、企業間の生活データを突き合わせ高次化して分析することで、データサイエンティストが隠れた生活者の行動パターンをデータで浮き彫りにし、新たなサービスの切り口を見出すことが可能になります。
スマートライフのサービスを検討する際には、最初に「プラットフォーム間連携」によって企業間の生活データを繋ぎ、次に多種多様な生活機器による生活サービスの進化を企業コラボレーションで生み出していく。こうした環境づくりから考えてみてはいかがでしょうか。